とても小さな微生物として知られているミジンコ。
ミジンコは肉眼で観察するには小さすぎる大きさです。
小さいミジンコはどのように観察したらいいのでしょうか?
今回は、ミジンコの観察方法について紹介していきます。
ミジンコの観察は顕微鏡で!
ミジンコの観察は、顕微鏡で行うのがおすすめです。
顕微鏡は小さなものを大きく見る事ができる、観察に適した道具として知られています。
まずは顕微鏡の使い方を紹介していきます。
基本をしっかり押さえておきましょう。
顕微鏡の使い方
顕微鏡といえば、多くの人が鏡筒上下式顕微鏡をイメージするでしょう。
学生時代に理科の授業で使用していた顕微鏡は鏡筒上下式顕微鏡というものです。
今回は鏡筒上下式顕微鏡の使い方を紹介していきます。
顕微鏡は直射日光の当たらない水平な場所に置いて使用します。
レンズは接眼レンズを付けてから対眼レンズを付けていきます。
上から下にレンズは付けていくと覚えておいて下さい。
接眼レンズで覗きながら、視野が明るくなるように反射鏡を調整していきます。
観察したい対象物をプレパラアートに乗せ、ステージに乗せクリップで止めます。
真横から、対象物に対眼レンズがくっつかないように調節しながら下げていきます。
始めは倍率を低くしておき、少しづつ倍率を上げていきます。
ミジンコを顕微鏡で見るためには
ミジンコを観察するためには、スポイトを使ってミジンコをプレパラアートに乗せていきましょう。
生き物を観察する時には、対眼レンズを近づける時にうっかり観察物をつぶしてしまったなどということがないようにして下さい。
少しずつ慎重に近づけるようにして下さい。
観察してスケッチしよう
ミジンコを顕微鏡で観察したら、スケッチしていきましょう。
スケッチはどのように行っていけばいいのでしょうか。
スケッチに必要なもの
スケッチには芯の硬い鉛筆を使用します。
そして1つのものを細部に渡って大きくスケッチしていきましょう。
またスケッチのポイントは、ポイントをしっかり押さえてスケッチするということです。
目的に応じたスケッチを行うようにしていきましょう。
ミジンコのスケッチの仕方
生き物をスケッチする際には、1本の連続した線と点で表現していきます。
濃淡や不透明な部分は点描で表現していきます。
生き物のスケッチの場合、斜線は使用しません。
まとめ
今回は、ミジンコの観察方法について紹介しました。
ミジンコの観察には顕微鏡を使用し、また見たものをスケッチしていくということが分かりました。
ミジンコは肉眼ではじっくり見ることができないほど小さいです。
しっかり顕微鏡で観察し、スケッチし記録に残しておきましょう。