アクアリウムで飼う魚、そのなかでも小魚といえばメダカや金魚が挙げられますが、彼らは何でも食べる雑食性です。

植物性や動物性さまざまな種類があり、それぞれ専用の餌も用意されています。

いろいろな種類が用意されているなかで、汎用的に使える餌の一つがミジンコです。

動物性で幅広い対象の魚に使えることから人気がありますが、これを乾燥させて保管の場所を取らず、保存の手間を少なくしたものが乾燥ミジンコです。

ミジンコ 餌 乾燥

栄養満点乾燥ミジンコ・メリットとデメリット

乾燥していない状態、生きたミジンコを餌として用いたときの利点としては、個体差はあるものの、よく食べ成長する。

フレークや乾燥タイプに比べて、食べ残しても水質に与える影響が少ないなどが挙げられます。

その反面、生かして保存しておくための手間やスペースが必要となる点があります。

乾燥ミジンコのメリットとデメリット

乾燥した魚や肉などの紹介で、「旨味がギュッとつまった」や「栄養が凝縮されて」というフレーズをよく聞きますね。

乾燥ミジンコも同じで、乾燥により水分が飛ばされ栄養価が高い状態になっています。

専門のショップだけではなく、一般的なホームセンターでも取り扱っているため、気軽に購入することができ、保存などに手間をかける必要が少ないというメリットがあります。

デメリットとしては、与えすぎたとき水質が悪くなりやすいこと、一般的な餌と比べて値段が高く、与える魚の種類によっては、コストが割高になる点が挙げられます。

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乾燥餌からミジンコが発生?

乾燥ミジンコを餌で与えていると、生きたミジンコが発生したという話を聞いたことはありませんか。

不思議な話ですが、可能性が全くない訳でもありません。

ミジンコは正常な環境では、メスだけで卵を産み増えていきます。

環境が悪化するとオスが出現して交配、休眠卵を産みます。

この休眠卵がミジンコと一緒に乾燥され、条件が整えば水槽のなかで発生することになります。

まとめ

今回は、乾燥したミジンコについて見てきました。

多少コストが掛かりますが、生きたミジンコよりも栄養価が高い餌であることをお伝えしました。

魚の種類や成長にともない、メインとしての使い方よりも、一般的な餌と組み合わせて栄養のバランスをとる、補助的な使用に効果があるようです。

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