昔は家の近所の小川や田んぼや池の中に、小魚などの生き物と一緒にミジンコもいましたが、現在は昔と環境が変わり小川や田んぼや池なども少なくなったうえ水質汚染などで、ミジンコが絶滅の心配もあります。

環境や水質の問題の他にどのような原因があるのか考えてみたいと思います。

ミジンコ 絶滅 原因

ミジンコが絶滅する原因とは?絶滅した時何が問題になるのか

ミジンコが絶滅すると言われる原因はなんでしょうか?

ミジンコが絶滅した場合はどのような問題が起こるのでしょう。

ミジンコが絶滅の危機の原因は?

日本のミジンコは長い間メスだけで産む単為生殖で繁殖してきたので、有性生殖を行わずにきたせいで遺伝子の多様性が大きく損なわれていると言われています。

このままメスだけで産む単為生殖を続けていけば、単為生殖の生物は有性生殖の生物と比べた場合、遺伝子が組み換えられないために、有害な遺伝子を蓄積しやすくて当然変異や病気で絶滅しやすく、ミジンコの場合は1000年で絶滅すると言われています。

自然状態ではメスしか存在しないとも言われています。

環境の悪化や水質汚染や気象変動なども絶滅危機の原因になると思います。

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環境が悪化するとミジンコはどうなる?

環境悪化や水質汚染や気象変動などの状態にミジンコが陥ると、メスはオスを産んで有性生殖を行ない遺伝子の交換を図り、乾燥状態でも長期保存可能で環境の変化に強い耐久卵〈休眠卵〉を産みます。

ミジンコが絶滅したら問題?

ミジンコが絶滅したらミジンコを餌にしていた生物1も絶滅して、生物1を餌にしていた生物2も絶滅してと連鎖的に絶滅してしまうから問題なのです。

ほとんどの生物は別の生物を餌として食べ成長して、また別の生物の餌となり成長させます。

これを繰り返す食物連鎖で、食べたりたべられたりという関係で構成される完結した生態系を形成して生きています。

なので、ミジンコが絶滅してしまうとミジンコを餌にしている生物も、減少または絶滅してしまう可能性もあるのでミジンコを絶滅させないために、人間でも出来る努力(環境問題を考え、水を汚さない)をするようにしましょう。

まとめ

ミジンコが全滅した場合はミジンコだけではなくて、食物連鎖で他の生物も減少もしくは絶滅してしまう可能性があることが分かりました。

普段の生活で環境問題や水質汚染について考えて、なるべく汚さないようにしてミジンコの絶滅を少しでも食い止めましょう。

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