ミジンコは甲殻類に分類されます。

甲殻類と聞くとエビやカニを想像する方が多いでしょう。

ミジンコが甲殻類ということを知っている方は少ないのではないでしょうか。

今回は、ミジンコが甲殻類と言われるのはなぜなのか紹介していきます。

ミジンコ 甲殻類 なぜ

甲殻類とは

甲殻類とはどういった生物のことをいうのでしょうか。

まずは甲殻類についてみていきましょう。

甲殻類の定義

甲殻類とは節足動物門甲殻網を形成する動物の一種とされています。

甲殻類の生物は頭、胸、腹部に分かれ体は甲羅で覆われています。

甲殻類は水のある場所に生息しています。

完全に乾燥している場所に甲殻類は生息していません。

甲殻類は大グループで、川や湖、池、新海や洞窟、湿った土の中など数多くの場所に生息しています。

甲殻類といえば?

甲殻類と聞くと、思い浮かべるのはエビやカニではないでしょうか。

またシャコそしてフジツボ、フナムシも甲殻類に分類されています。

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ミジンコが甲殻類の理由

甲殻類に分類されるミジンコ。

しかしミジンコといえば小さな虫といったイメージですよね。

そのため甲殻類といわれても納得しない人がいるのではないでしょうか。

なぜミジンコが甲殻類に分類されるのか見ていきましょう。

ミジンコは節足動物である

ミジンコは節足動物です。

甲殻類の定義に、節足動物であるとあります。

そのためミジンコは甲殻類に分類されるのです。

甲殻類は数々のグループに分類される

甲殻類といっても、実は複数のグループに分類されています。

ミジンコは甲殻類の鰓脚綱に分類されます。

甲殻類の中では原始的なものとしてみなされており、ミジンコの他にカブトエビが鰓脚綱に分類されています。

鰓脚綱には、第一触覚は単純で発達せず、第二触覚は遊泳用に発達しています。

また口は体の先端でなく胸部の方に向いていたりなどの特徴があります。

鰓脚綱に分類される甲殻類は、遊泳を中心とする運動を行っています。

水中にあるプランクトンを餌に生きています。

まとめ

今回はミジンコがなぜ甲殻類に分類されているのかについて紹介しました。

意外でしたよね。

ちなみに、ダンゴムシも甲殻類に分類されるんです。

意外な生き物が甲殻類に分類されているんですね。

ミジンコが甲殻類に分類されるということを覚えておきましょう。

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