アクアリウムを行っている人には馴染みのあるミジンコですが、一般的にはどのようなイメージがあるでしょう。

とても小さな体、水中で暮らしていて、何となく教科書や参考書で見た記憶があるという方が多いのではないでしょうか。

数ミリの大きさながらも甲殻類に分類され、エビやカニと同じ仲間です。

ちゃんと目や口があり心臓も脈打っています。

ここでは、ミジンコの体のつくりや心拍数について見ていきましょう。

透明な体と変化する心拍数

透明な殻に覆われているとはいっても、ミジンコの大きさは0.5ミリ~2ミリ程です。

そのため、肉眼で動く姿を確認することはできても、殻の内側を見ることは難しいでしょう。

このような場合に活躍するのが、双眼実体顕微鏡や光学顕微鏡です。

コンパクトな体に全ての器官

顕微鏡を通して見ると、数ミリの体のなかに生きていくための器官が入っていることが分かります。

明るさを感じる複眼、においを嗅ぎ分ける第一触覚や飛び跳ねるように水中を移動するための第二触覚などがあります。

ミジンコの心臓の場所は背中側です。

早く脈打つ心臓やそれぞれの触覚の動き、食べた植物性プランクトンが消化されていく様子が透明な殻を通して見ることができます。

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ミジンコにも起こる心拍数の変化

大きな体の生き物に比べて、小さな体の生き物の方が一般的に心拍数が多くなります。

個体差はありますが、1分間の人の心拍数は60~70回に対し、ミジンコは200回を超える心拍数です。

人間も同様ですが、ミジンコも生息環境によって心拍数に変化が見られ、水の温度が下がると心拍数は低下します。

これは、環境に適応するためというよりも、ストレスや負荷によるものといえるでしょう。

まとめ

ここまで、ミジンコの体のつくりや心拍数について見てきました。

ミジンコの小さく透明な体には、水の中で生きていくための器官が備わっていました。

背中側にある心臓が脈打つ心拍数は、人を大きく上回る200回を超えるとても早いものでしたね。

ただ、住んでいる環境の変化で体に影響があらわれるところは、人間と同じ生き物ということですね。

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