ベタの稚魚に与える生き餌として、ミジンコやブラインシュリンプやインフゾリア(ゾウリムシなどの微生物の総称)などがありますが、どれを与えたら良いのか迷ってしまうと思います。

生き餌の短所と長所を参考にして与えてもらえたらと思います。

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ベタの稚魚に与える生き餌や稚魚の餌の切り替えは?ベタの種類や繁殖をさせる時に気をつけること

ベタの稚魚に与える生き餌にはどんな種類があり餌の切り替え方があるのでしょう。

ベタの種類や繁殖をさせる時に気をつけることとはどのような事なのでしょう。

ベタの稚魚に与える活き餌は?

生き餌の大きさは大きい順に、

ミジンコ(長所は、インターネットで卵やキットが購入出来ます。

自宅で増やすことが出来るので、コストが安く済みます。

もともと淡水生物なので淡水魚のベタの水槽に入れても大丈夫です。

短所は、ミジンコは動きが割と早い生物なので、動きが遅い魚は食べられない可能性があります。

自宅で増やしている場合は、順調に増えたりいきなり増えなかったりと、管理が難しい場合があります。)、

ブラインシュリンプ(長所は、インターネットで卵やキットが購入出来ます。

嗜好性が良くて栄養もあります。

短所は、孵化させる手間があります。

ミジンコに比べるとコストが高いです。

もともと海水生物なので、生き餌として淡水の水槽に入れると数時間しかもたず、そのままにしておくと水質が悪化します。)、

インフゾリア(長所は、ベタの生まれたての稚魚はブラインシュリンプも大きすぎて食べられないので、インフゾリアは微生物なので非常に小さい稚魚の餌に向いています。

わかし方はいろいろありますが、失敗することもあり必要な時に直ぐに直ぐ用意出来ない場合があります。)

になります。

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ベタの種類は?

原種のベタには多くの種類がいます。

大きく2二つのグループに分けられ、ひとつは泡で巣を作り繁殖するグループで、もうひとつは口の中で子育てをするグループです。

一般的にベタとして見かけるのは、泡で巣を作るグループのメンバーのベタスプレンデスと言う種類で、それ以外の種類は一般的にワイルドベタと呼ばれています。

ワイルドベタの多くは飼育にコツが必要なので、経験者向けの種類です。

ベタスプレンデスの改良品種で、トラディショナル(いろいろ鮮やかな色彩のトラディショナルが多く、尾ビレや背ビレが大きいので美しい姿で昔から人気があるベタです。

最も多く生息し普及していて価格も比較的安価で購入する事が出来るので、ベタ飼育初心者に最適な種類です。)、

クラウンテール(ヒレが柔らかく尖った細い形をしているのがクラウンテールの特徴です。

先端が細くて尾ビレと背ビレの数が多く広範囲にわたっているため、凛々しい印象で豊富な色彩を持つベタへ発展していて飼い主さんを楽しませています。)、

ブラガット(他の種類のベタと大きく違って、ヒレ全体が短く体格も小さいベタです。

原種に最も近いとされていて、闘争心が他の種類と比べてとても強い傾向にありオス同士の縄張り争いを行う習性があります。)

などの種類があります。

ベタの繁殖について

ベタは警戒心や縄張り意識が強いため、オス同士水槽に入れると闘争をしてしまいます。

オスとメスでもお互いを傷付けてしまうので繁殖をする場合には、1時間を目安に一緒の水槽に泳がせることを1週間程度行うと良いとされています。

オスが水面に泡で巣を作ったら、十分に栄養を摂っているふっくらとしたメスを入れると直ぐに産卵します。

ベタの稚魚の餌の切り替えについて

ベタの稚魚は生存率が低いため、生まれた稚魚全て成魚にするのは難しいと思います。

孵化したての稚魚は、泳げず立て向きに浮いてる感じで餌も食べません。

稚魚が横になり泳ぎ始めると餌が必要になるので、小さい稚魚は普通の餌を食べることが出来ないのでインフゾリアを1日2回与えます。

数日経つと稚魚は少し大きくなるので、インフゾリアより大きな餌を食べれるようになるのでブラインシュリンプを1日3回与えましょう。

生後2週間くらいで大分しっかりした体になり、食欲旺盛で餌もたくさん食べるようになるので糞や食べカスで水が汚れやすくなるので、こまめに水の交換をするようにしましょう。

ブラインシュリンプよりもミジンコの方が水汚れは軽減出来るかもしれません。

1ヶ月くらいすると大きくなってくるので、餌を人工の餌に変えます。

人工の餌が大きいようならすり潰して与えます。

あまり食べないようならベビーフードを購入して与えると良いでしょう。

まとめ

生き餌も何種類かあるので、飼い主さんは稚魚がどれを食べれるのか適切に見極めて与えるのが、ベタの稚魚の生存率を上げるコツだと思いました。

稚魚を育てるのは手間が掛かると思いますが、成魚になり美しい容姿は飼い主さんを喜ばしてくれることでしょう。

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