ミジンコは種類が多くていろいろな形のミジンコが存在していますが、
いろいろいるミジンコのなかからミジンコが危険から自身の身を守るために頭を尖らせるマギレミジンコについて調べてみました。
ミジンコは身の危険を感じると頭の先を尖らせるが、特に効果は無いうえに尖らせるのに1日かかる
【最近知った中で一番好きな雑学】 pic.twitter.com/DY0t7SZ9DE— いなば (@kayotin_code10) 2015年9月20日
頭を尖らせるマギレミジンコとはどんなミジンコで近以種は?
マギレミジンコはどのような危険を感じた時に何のために頭を尖らせるのでしょう。
マギレミジンコに似たミジンコとはどのようなミジンコでしょう。
ミジンコは頭を尖らせる?
ミジンコの頭は一般に丸い形をしていますが、ミジンコのなかには天敵のフサカ幼虫が近づくと、フサカ幼虫が放出する臭い物質の臭いで天敵を察知し24時間かけて脱皮をして頭を尖らせるミジンコがいます。
頭を尖らせることで天敵のフサカ幼虫に捕食されにくくして身を守っているのです。
この頭を尖らせるミジンコはマギレミジンコです。
最初から尖った頭を持つダフニアミジンコやるんホルツァイミジンコが、インドやアフリカ東部に生息しています。
マギレミジンコについて
マギレミジンコは北アメリカに広く生息しています。
日本では本州北部以北に生息し、湖や高山湖に発生するのが見られます。
体の大きさはメスが1mm前後でオスが0.6mmくらいです。
容姿は、横から見ると広卵円形で頭が小さいのに複眼が大きく単眼です。
頭部の腹面側は少しくぼむか強くくぼんでいます。
殻の後端にある針は比較的短くその周辺の縁には細かな曲が並びますが目立たない場合もあります。
尾の先端にある尾爪には櫛状のはっきりした歯はありませんが、細かい歯の列が3群に分かれてあります。
マギレミジンコに近以種は?
ビワミジンコに似ていますが、マギレミジンコと違いビワミジンコは尾爪に櫛状のはっきりした歯があり細かい歯の列が2群に分かれてあります。
ビワミジンコは琵琶湖に生息しています。
ハリナガミジンコも似ていますが、マギレミジンコと違いハリナガミジンコは細かい歯列は群に分かれません。
まとめ
天敵が現れて危険を感じると頭を尖らせて少しだけ変化する、マギレミジンコの存在を調べて初めて知りました。
ミジンコを調べると本当にたくさんの種類や仲間がいて形などもさまざまで驚きました。