小魚や魚の稚魚の生き餌にも活用されるミジンコは、何動物に分類されるのかやミジンコの足の本数について調べてまとめてみました。
節足動物や甲殻類についてやミジンコの足の本数は?
ミジンコという生き物は何動物に分類されて、足の本数は何本あるのでしょう。
節足(せっそく)動物とは?
節足動物は背骨を持たず体の表面がキチン質でできた殻に覆われていて、カブト虫やエビなどのようにいくつかの節になった足を持つ生き物です。
節足動物は、昆虫類とクモ類と多足類と甲殻類に分類されます。
昆虫類に分類されるのは、カブト虫やトンボやバッタなどです。
クモ類に分類されるのは、クモやダニやサソリなどです。
多足類に分類されるのは、ムカデやヤスデやダンゴムシです。
甲殻類に分類されるのは、エビやカニやミジンコです。
ミジンコは甲殻類に分類されます。
甲殻類について
甲殻類はフジツボのように海の岩の表面に付着し生存するものや、
エビやカニのように主に水の底で生存するものや、
ミジンコやミジンコのなかまのように水中に漂い生存するなど、生活スタイルも形も違う甲殻類ですが、
共通点は卵から孵化すると最初にノープリウスと言う幼生になることと、
成長するごとに脱皮を繰り返しながら形を変えていきます。
ミジンコは通常母親の体内で幼生期を過ごし、ミジンコのなかまは、腕のような大きい第2触覚を持ちノープリウスの時期の特徴をそのまま残します。
ミジンコの足の本数は?
節足動物は足の数により昆虫類(足の本数6本)、クモ類(足の本数8本)、多足類(足の本数が1節ごとに2本)、甲殻類(足の本数10本)と4種類に大別でき、
昆虫類は体が頭部と胸部と腹部の3つに分かれており、胸部から6本の足が出ています。
クモ類は体が頭胸部と腹部のの2つに分かれており、頭胸部から8本の足が出ています。
多足類は体が頭部と胴体の2つに分かれており、胴体の一つの体節ごとに2本の足が出ています。
甲殻類のミジンコは体が頭胸部(あたまむね)と腹部の2つに分かれており、頭胸部から10本の足が出ています。
まとめ
節足動物は足の本数により種類が分類されるのを調べて知る事が出来ました。
疑問に思った事を調べるのは知識を新しく得ることになり知識の向上に繋がると思いました。