ミジンコを飼う、繁殖させる場合、経験のある方ならば与える餌の種類や量などのイメージはすぐに浮かぶことでしょう。

しかしながら、経験のない初心者ですとどのような餌を選んで良いか迷うものです。

また、できるだけ水が汚れないメンテナンスフリーなタイプを選びたいこと思うことも人情というものですね。

ここでは、初めての方におすすめのミジンコの餌についてご紹介します。

定番の餌に劣らない効果

ミジンコ飼育の定番の餌といえば、鶏糞ですね。

高い栄養価によりバクテリアが繁殖、大量のミジンコ増加に対応できるため、昔から人気のある餌です。

ただ効果はありますが、油膜状のものが水面を覆ったり、水が腐り臭いがでたりするなど、水質悪化の心配があります。

今回お伝えする「発酵マット」と「ムックリワーク」は、鶏糞ほど水の汚れをおこさず、臭いも気になりません。

発酵マット・鶏糞と同じバクテリアタイプ

カブトムシやクワガタムシの幼虫用の餌として知られています。

クヌギやコナラなど広葉樹のオガクズを発酵させているため、大量のバクテリアを含んでいます。

発酵鶏糞と同じタイプですが、油膜状のものが浮かぶこともなく、臭いもほとんどありません。

バクテリア数の違いから、鶏糞ほどの大量飼育には向きませんが、安定した数からスタートする初心者には適している餌です。

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繁殖促進・ムックリワーク

ミジンコ繁殖促進飼料とされているだけあり、基本的にはミジンコ用の餌ですが、メダカやエビの成長促進として使えます。

使用されている主原料は、日本海産ベニズワイカニ殻をメインとし天然有機物や酵母類をブレンドしています。

臭いもなく水質悪化を招かない作りは経験の少ない人にも扱いやすいですね。

水槽の大きさより異なりますが、60cm水槽の場合は週に1~2回、少量を与えるのが目安です。

個体の食べ方に違いがあるため、耳かき程度の量からのスタートをおすすめします。

まとめ

ここまで、飼育が初めての方におすすめのミジンコの餌について紹介しました。

大切に育てたいもの、慣れない臭いや汚れはできるだけ少なくしたいものです。

ここでお伝えした餌を参考に、ミジンコを育ててみてくださいね。

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