微生物とは一体どんなもののことをいうのか知っていますか?
多くの人は、小さい生物というイメージを持っているのではないかと思います。
では、小さな生き物であるミジンコは微生物なんでしょうか?
今回は微生物の定義や、ミジンコとの違いについてを紹介していきます。
微生物の定義とは
ではまずは、微生物の定義を紹介します。
微生物の定義とは
微生物とは、人の肉眼で構造が判別できないような微小な生物のことをいいます。
微生物の大きさは1㎜以下となっています。
形はさまざまなで、丸いもの、細長いものとあります。
具体的に微生物とは
細菌、菌類、ウイルス、微細藻類、アメーバやゾウリムシなどの原生動物などが微生物といわれます。
空気中のウイルスを吸い込み感染してしまう…
こんな言葉を冬になるとよく聞きますよね。
ウイルスは目に見えません。
ウイルスがもし目に見えていたら、ウイルスに感染することなく、病気にならずにすむのにと思います。
ミジンコは微生物じゃないの?
微生物の定義を先ほど紹介しました。
微生物の定義として肉眼で見えないものとあります。
ミジンコはよく目を凝らさなければ見ることはできません。
しかし肉眼で見ることは可能です。
そのため、微生物ではないのでしょうか?
ミジンコは微生物ではない
ミジンコは、ミドリムシやアメーバの仲間かと思われがちです。
しかし実はミジンコは原生動物ではありません。
ミジンコは甲殻類に分類されています。
そのためミジンコは微生物ではありません。
やっぱり微生物?
実はミジンコは微生物といっている方もいます。
なぜ微生物じゃない、微生物といっているのか、それは微生物の定義がとてもあいまいだからです。
微生物は1㎜以下と定義されています。
しかしミドリムシなどは1㎜以上のものもいるんです。
しかしミドリムシは微生物と定義されています。
極小の生物は微生物といって問題ないのではないでしょうか?
まとめ
今回は微生物について、またミジンコが微生物かどうかを紹介していきました。
定義を見ても曖昧でしたね…。
しかしミジンコが微生物といっている方が多いようなので、ミジンコが微生物ということで問題ないのではないでしょうか。
定義が今後もし変われば、はっきりと微生物か微生物じゃないのかが分かるのではないでしょうか?