ミジンコを飼育するのは小魚や稚魚の生き餌にしたり鑑賞用にしたりと、さまざまな飼育目的があると思います。

魚の生き餌にする場合にはたくさんのミジンコが必要になると思いますので、ミジンコの繁殖方法などについてまとめてみたいと思います。

ミジンコのオスとメスの違いと繁殖方法は?

ミジンコのオスとメスの違いの見分け方はあるのでしょうか?

ミジンコの繁殖方法はどのようにしたらよいのでしょう。

ミジンコのオスとメスの違いは?

ミジンコにとって環境の良い場所にはメスのミジンコしかいません。

ミジンコはメスもオスも同じ遺伝子を持っているので、単為生殖でメスのミジンコがメスのミジンコのみを産みメスばかりが増えていくのですが、環境が悪くなるとメスのミジンコはオスのミジンコを産み、メスとオスの有性生殖で耐久卵〈休眠卵〉を産みます。

環境が良くなると耐久卵は孵化して、またメスのミジンコが生まれます。

オスとメスの違いは、第一触角に違いがあり、オスの第一触角は長いのですが、メスの第一触角はオスより短いです。

後肢のつめの形が違います。

腹突がメスにはありますが、オスにはありません。

ミジンコの繁殖方法

ミジンコは栄養の高い水の中で飼育するだけで勝手に繁殖してくれます。

ミジンコの繁殖は田んぼの土と水と乾燥鶏糞などで繁殖することが出来ます。

田んぼの土には耐久卵〈休眠卵〉が含まれているので、バケツなどの容器に田んぼの土に水を入れて10日くらい過ぎると、耐久卵が孵化してミジンコが生まれます。

ミジンコにはアンモニアが餌になるので乾燥鶏糞を少量餌として、生まれたミジンコに与えるとどんどん増殖が始まります。

田んぼの土で繁殖をさせる他に、ネットなどで耐久卵を購入したりミジンコを川や池で採取して来て繁殖させる方法もあります。

容器も口の広い瓶やペットボトルなどでも飼育出来ます。

もしも繁殖途中でミジンコが全滅したように見えても、耐久卵が残っている場合があるので、繁殖していた水を捨てずに種水として使用すると再びミジンコがわく場合もあります。

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ミジンコが食べる餌は?

ミジンコはどのようなものを餌として食べるのでしょうか?

何を餌として与えればよいのでしょう。

ミジンコの餌は?

ミジンコが食べる餌は植物性プランクトンやバクテリアです。

イースト菌を入れるとプランクトンやバクテリアの餌になるので、プランクトンやバクテリアが増えるためミジンコの餌が増えます。

ミジンコに餌を与える頻度は大体3日~10日に1度くらいで良いでしょう。

餌の与え過ぎは水質悪化に繋がるので、少量の餌を与えるようにしましょう。

青汁の粉やメダカの餌もミジンコの餌になりますが、水が汚れるのが早くなります。

ミジンコの餌も売っています。

まとめ

ミジンコのオスとメスの違いや見分け方と繁殖方法についてまとめてみました。

ミジンコは環境の悪化に弱いですが、耐久卵で子孫を残そうとする生命力の強さは凄いなと思いました。

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