金魚やメダカなどのかわいい観賞魚の優秀な生きエサとなるミジンコですが、一緒に家の水槽でも育てていけたら良いですよね。

小さなミジンコだったら簡単に大量発生させて、飼っている稚魚たちのエサにも困らない。

自宅の水槽で、そんな事ができるのでしょうか?

その方法や条件を調べてみましょう。

ミジンコの生態

ミジンコは、自宅の水槽でも飼うことが可能です。

ミジンコ自体、とても小さな身体をしていますが、実はエビやカニと同じ甲羅のある甲殻類の生き物です。

通常はメスで増えていき、自分と同じクローンだけを生むという方法の単為生殖期と、オスと交配して子孫を残すという方法の有性生殖期があります。

オスが生まれるとメスと交配し耐久卵(休眠卵)を作ります。

ミジンコを自宅の水槽で大量発生させる方法

整った水質条件を自宅の水槽で満たしていれば、クローンを増やすという単為生殖で少しずつ増やしていくことができます。

自然に少しずつ増えてもいきますが、大量発生させる方法とは言えません。

少しずつではなく大量発生ということであれば、やはりミジンコにもエサが必要です。

ミジンコはミドリムシなどの微生物を食べて育ったりもしますが、市販のエサでしたらドライイーストやメダカのエサ、もしくはミジンコ専用の飼料が最適です。

これらが大量発生させるには一番良い方法です。

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水槽の中の条件

ミジンコを水槽で大量発生させるために、水槽内の水質条件が大切な鍵となります。

最初に水道水を使用しますが、必ず一日以上置いてカルキを抜いてから使用してあげてください。

もちろん、大量発生しすぎて水槽を分ける際に使う足し水もカルキをぬいたものを使用してあげてください。

また、水温ですが25~28度が一番大量発生する条件となりますので、なるべく水温を保って30度以上にはならないように気を付けてください。

比較的高温には弱いミジンコです。

しかしながら、大量発生しすぎるとミジンコが酸欠となり、最悪の場合全滅ということにもなりかねないのでご注意ください。

これらの方法と条件さえ適えば大量発生も自宅の水槽で可能となります。

まとめ

ミジンコ達を元気に育てるのも、かわいい稚魚たちにとっては大切な事ですね。

あまりにミジンコが大量発生しすぎないよう気を付けて、もし多すぎたら水槽を分けて育ててあげてください。

ミジンコを自宅の水槽で育てていく方法や条件は決して難しいものではありませんので、是非みなさんもチャレンジしてみてくださいね!

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