自宅で金魚やメダカなどの稚魚を育てる際に必要な餌は色々ありますが、中でも生きエサとしてとても優秀なのがミジンコです。

エサとなるミジンコをいざ育ててみよう!と思ったらまず元となるミジンコが必要です。

ミジンコの休眠卵を採取してみましょう。

ミジンコの休眠卵

とても小さな身体の(体長およそ1.5~3.5ミリ)ミジンコは実はエビやカニと同じ甲殻類の生き物で、よく見てみると甲羅も確認できます。

そんなミジンコの卵ですが、どのようにできるのでしょうか?

通常はメスが自分のクローンを作って大繁殖していくのですが、ミジンコ自身に生存危機が訪れたり水質環境の悪化によりオスが生まれてメスと交配し、卵が生まれます。

これがミジンコの休眠卵です。

それ以外にも、あまりにミジンコが大量発生すると同様に休眠卵ができるようになります。

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休眠卵の採取

では、様々な状況からできた休眠卵ですが、池や田んぼでできたミジンコの休眠卵を採取することは可能でしょうか?

黒い小さなぶつぶつとした休眠卵を池や田んぼで採取することは可能です。干上がった池の底や田んぼの土にたくさん休眠卵がいるのです。

しかしながら、ミジンコの休眠卵だけでなく様々なプランクトンや小さな微生物も一緒に採取してしまうため、ミジンコだけではなく様々な生き物が育っていきます。

それでもOKということであれば是非採取しに行ってみてください。

休眠卵の採取が難しかったら

池や田んぼからミジンコの休眠卵を採取することは可能だけど、様々な別の生き物まで一緒に採取してして育つのはちょっと・・・という方にはお店で購入することをおススメします。

アクア用品の取り扱い店やペットフードを扱っている所でしたら手に入ります。

現在では通販でも可能です。

購入してすぐに休眠卵を孵化させなくても冷蔵庫で保存しておくことも可能です。

そうすれば必要なタイミングで孵化させることができます。

まとめ

ミジンコの休眠卵を採取することは簡単にできますが、その後育てていくのはなかなか大変そうですね。

休眠卵だけでなく、その他の微生物も採取できて楽しみ!という方は、是非実際に田んぼや池で採取しに行ってみてください。

ミジンコ以外にも一緒に採取して生物が育っていく様子を見るのも、楽しいかもしれませんね。

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