アクアリウムの魚たち、何といっても好物なのは生きた餌ですね。

その中でも動物性プランクトンのミジンコはメダカや金魚、熱帯魚が好んで食べます。

アクアリウムショップで購入することもできますが、地域によってはショップがなく入手がむずかしい場合もありますね。

ならば自分で採取して繁殖させた方が効率的といえますが、実際に採ったり繁殖させたりするにはどのようにすれば良いのでしょうか。

ミジンコ 冬 繁殖 採取

やってみるとけっこう簡単・ミジンコ採取と繁殖方法

頭の中であれやこれやと考えていても時間が経過するだけ、実際に動くことが大切ですね。

ミジンコは水に住む生き物ですが、河川の上流や激流の場所にはおらず、田んぼや池、川の水溜りにいるため、比較的安全に採取することができます。

実践・ミジンコ採取

流れの少ない水溜り、水草があり少し濁っている場所がポイントです。

水面近くにいる時間帯は、日の出日の入りが比較的多いですが、日中も姿を見ることができます。

必要な道具は、目の細かい網、バケツなどの容器が基本形です。

採取場所が近くすぐに水槽へ移すことができる場合には、この2つの道具で十分ですが、長時間では酸欠になるためエアレーションの働きをする酸素がでる石を容器に入れておきましょう。

あとは、怪我などに注意して網ですくい上げるだけ、とてもシンプルですね。

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室内と野外・繁殖の基本は同じ

採取したミジンコを繁殖させるために必要な道具は、水槽と水、エアレーションと餌です。

シンプル過ぎて拍子抜けするかもしれませんが、基本的にはこれで十分です。

最初は30cm水槽の大きさが手頃でしょう。

水は採取した場所の水かカルキ抜きした水道水を用います。

繁殖は個体数が増えるため、エアレーションによる酸素供給は欠かすことはできません。

与える餌は鶏糞などがメジャーですが、室内においては臭いが気になるケースもあるため、ホウレン草パウダーなどに人気があります。

冬の季節でも室内であれば繁殖はおこないますが、野外の気温が低下する環境では、ミジンコの活動も鈍るため、それほど餌も食べず繁殖もおこないません。

餌の量を減らし、水が凍らないようにして、暖かい季節が来るのを待ちます。

まとめ

ここまで、自分でおこなうミジンコ採取と繁殖について見てきました。

採取の方法として、夜間に水面をライトで照らして採る方法も知られていますが、十分に注意してくださいね。

また、繁殖の水槽やケースに、頼れる同居人のタニシを数匹入れておくことも効果的です。

発生した藻を食べてくれるため、ミジンコが絡まることを防いでくれます。

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